ネットでモテは幻!? 死語と化したポエムツイッタラーの釣り針には要注意

「ポエムツイッタラーになってモテたい!」

そう思っていた時代が、私にもありました。ひとたび恋愛系のポエムツイートをすれば、数百リツイート、数百ふぁぼの嵐。いくつもの「かっこいい!」「私を抱いて!」といったリプライが押し寄せ、その中から好みの女性を探し、アイコンを見定め、リフォロー。そして、しれっとダイレクトメッセージを送信する。

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「リプライありがとう。前からキミのことが気になっていたんだけど、どうしても会いたくてフォローしちゃったよ」
「え!? ○○さんがフォローしてくれたの? 信じられない!」
「他のフォロワーが嫉妬すると○○ちゃんに迷惑かけちゃうから、連絡先を交換して一度フォローを外すけどいいかな?」
「はい! 喜んで!」

ポエムツイッタラーの手口はだいたいこんな感じ。実に巧妙です。

私がポエムツイッタラーになることを諦めた理由は、2つあります。
1つはネットでモテる人は、ネットでしかモテないこと。彼らはリアルでモテず、ネットにモテを求め、絶妙に顔を7割隠したアイコンとサブカルチックな1行プロフィールで着飾り、学生時代教室の片隅で本を読み漁っていた過去から身につけた語彙を活かし、中二病的要素満載なポエムツイートでいたいけな女性アカウント釣っているのです。

奇怪千万。

もう1つはとある飲み会でポエムツイッタラーに会ったとき、「ちょろっとツイートすれば、女が釣れるんだよ! もう、入れ食い状態!」という話を聞いたこと。なにが入れ食いだよ。タイムラインは釣り堀じゃないっつーの。女性は魚じゃないっつーの。確かに入れてるかもしれないけど、都合良く食われてるのはお前だっつーの。

私はチキン野郎なので、ネットで見る詩的なツイートとは真逆の知的な発言をするポエムツイッタラーに面と向かって指摘をすることはできませんでしたが……。

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リアルでモテないから、ネットでモテたい。そのコンプレックスをネットで解消し、ネットで承認欲求を満たしたい気持ちはわからないでもありませんが、本当にモテる人はポエムツイートをする必要なんてありません。

ポエムツイッタラー()は死語になりつつありますが、今でも稀にタイムラインで漂流しているポエムツイートを見かけます。現役ポエムツイッタラー、もしくはこれからポエムツイッタラーになって”ネットのモテ”を目指している人は、実は冷ややかな目で見られていることを自覚したほうがいいでしょう。

女性はつまらない釣り針にひっかからないよう、気をつけてください。出会いの多様化を否定するつもりはありませんが、私の知る限り、ポエムツイッタラーと結ばれて幸せになったカップルは極々一部。まあ、ポエムツイッタラーの出会いは隠密ですから、経過も結果も表に出てこないだけかもしれませんけど。

ツイートが釣り針か釣り針じゃないか、見極めるのは簡単です。ポエムツイッタラーのツイートって、141文字目にドヤ顔が見えるんですよね。

[ライター/大川竜弥]

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