デビナビスペシャルインタビューvol.4 by 紳さん

「嫁募集」など、様々な企画でWeb界隈を騒がせる、制作会社の「LIG」に勤めていた経歴のある竹内紳也さん。(※以下紳さん)
今回のデビナビスペシャルインタビューでは、彼の独特のモテ観についてお聞きしました。
モテない! とひがんでいるそこのあなた、こちら是非参考にしてみてください。

「CDを貸す」ことをツールとして使っていました

ーー若い頃に、モテようと思ってやってみて、失敗した経験談ってありますか?

いっぱいあります。中学生の時とかは顕著に現れてましたね。当時は世の中がCDブームで、そこに目を付けた僕は気になる女の子が好きらしいバンドのCDを発売日に買っていました。それを学校に持っていき、「新曲買ったけど貸してあげようか? 結構よかったよ」みたいな感じで伝えて。「CDを貸す」ことを女の子と触れ合うためのツールとして使っていました。

ーーそこからモテには繋がらなかったのでしょうか?

それが全然(笑)。何も発展しないんですよ。CDを返してくれる際に「どうだった?」っていう質問はするんですけど、その次にかける言葉が出てこないんです。CDを返してもらった後のことを考えていなかったんで、何も起きないんですよね。CDを買って貸してあげただけの人。すさまじく哀れでしたね。

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ーー大人になって、どのように変化していったのでしょうか?

20歳くらいの頃は女の子に話しかけにいって、自分が気を引こうとしているのが周りにバレるのが恥ずかしいんですよね。わざと好きな子の前に行って冷たい態度を取る小学生みたいなことを、大学に入ってからもやってました。そんな僕は当時、時代はインターネットだと思ったんですよ。当時ネット世界では、顔とか姿が見えない女の子とチャットで話す「チャットルーム」というのが流行っていて。僕はB’zの大ファンということもあり、B’zのファンが集うチャットルームに顔を出して、「あいつ女っぽいな」っていうコテハン(固定ハンドルネーム)に絡みにいくことを日常的に繰り返していました。そこで仲良くなって実際に会ったりした時もあります。現実から一歩離れて知り合ったほうが上手く喋れるのは、今思うとそういうのが影響しているかもしれません。

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30歳で気付いたマナーとしてのファッション

ーー30年間彼女がいなかったとお聞きしたんですが

そうなんです。彼女なしで即日結婚をしているんで、事実上、彼女がいたことないんです。結婚した今、何がいけなかったのかなと当時の自分を思い返してみると、ファッションが問題だったのかなと結構思いますね。髪型や服装に全く気使うことはせず、「自分は自分で良いんだ」とずっと思っていて、そこで全てを諦めていた節はありました。ただ「LIG」に入って、自分の写真をブログに載せることになり「やるんだったらもうちょっときれい目な格好しようぜ」と周りに言われ、マナーとしてのファッションを学び始めたんです。30歳くらいの時ですね。

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今着ている服も、「LIG」の女の子に全部選んでもらったんです。ファッションセンスなんて一朝一夕に身に付くものではないので、自分でどうにかしようと思うのではなく、真似から始めたら良いと思います。カッコいい人達に援護してもらえば良いんですよ。ここぞという時にばっちり決めるというのは、小細工ではなくマナーだと思うんです。それすら出来ないヤツは多分戦場に永遠に立てないです。逆の立場を考えてみて下さい。髪の毛ぼっさぼさで、メイクも適当な女の子が待ち合わせ場所にいたら嫌だなあって思いますもんね。

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結局、相性が大事なのかなと

ーー「嫁」を募集した時、ハードルはなかったのでしょうか?

それはなかったです。30年間も彼女がいなかったんで、自分には一生彼女が出来ないと思っていたんですよね。どうせ出来ないんだったら、即日婚でも同じじゃないか、と。自論なんですが、五年付き合っても理解し合えないことってあると思うんです。相手のことをわかっていて結婚した人もすぐに離婚したりもする。結局人って、時をいくら重ねてもその人がどういう人か、自分に合っている人なのかというのは絶対にわからないと思うんです。結局、相性が大事なのかなと。僕と嫁はそれがピッタリだったから即日婚で問題がなかったんです。

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また、相手の嫌なところがあったとしても、それを努力して乗り越えるって本当大事なことだと思うんです。「こういう問題があるよね」「こういうところが良くないよね」と、お互いにダメな所を言い合って、どうしたら2人が仲良くなれるかを2人で考えれば済む話だと思うんです。簡単なことなのにみんなそれが出来ていない。これって、初めて会った人と結婚しても、五年付き合った人と結婚しても、同じ解決方法だと思うんですよね。

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モテない人同士が集まって出来てるグループにいたって何も始まりません

ーー紳さんが考える「モテる」とは?

モテるモテないは一種の才能だと思うんです。だからモテる人にフォローして貰えば良いと、そう思うんですよ。要は、モテない人っていうのはアドバイスが絶対必要で、それが無かったら急にモテるっていうのは難しいんですよね。そういうアドバイスをしてくれる人って、「自分がプロデュースした人が結ばれるのが快感」なんです。この人達の力を借りて、自分を変えてみるっていうのは手ですよね。かたくなに、自分はこのままで良いんだと思ってる人はずっと独身ですよ。「俺たちモテないな〜」なんて言っているモテないグループとかって、モテない人同士が集まって出来てるグループなんですから、そこにいたって何も始まりませんからね。

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あとは、過去の出来事を思い出すと良いかもしれません。以前デートまでこじつけたとき、付き合ったとき、振られたとき……。そういう「きっかけ」って、何か理由があるはずなんですよ。それを見つけて、「ああ、あのときこうだったな……」と思い返してみて下さい。そういう反省点を積み重ねて初めて自分が何故モテないかというところに気付くと思うんです。そして、結局は行動するかしないか。モテる人って、女の子に絡みにいくことを恥ずかしいと思っていないんですよ。
モテる人とモテない人の境界線って、8割そこじゃないですかね。

【info】
紳さん

shinsan

2013年に当時勤めていた会社、“LIG”のブログで嫁を募集。
14名もの一般女性から応募があり、その内の1名と初めて出会った日にプロポーズ、そのまま同じ日に入籍をした。
2014年12月現在、夫婦関係は極めて良好。
現在はLIGを退職し、ハローワークに通っている。

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[ライター・カメラ/長橋諒]

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