「迷える就活男子へ贈るモテる白シャツ術」

“モテたい”という煩悩は、二足歩行する男性なら誰しもが抱えているかと思います。社会人を直前に控え、最後の学び舎に通う大学生諸君なら尚更ではないでしょうか。年が明け、就職活動を控えたモテの原石たちも多いはず。

「これまでのキャンパスライフには、かつて抱いたリア充の希望なんぞ存在せず、可愛い女子との出会いなんてもってのほか。そんな上手い話は忘却の彼方へと葬り去り、酒やギャンブル、アイドルに時間と金をつぎ込むなんて入学当初は思いもしてなかった。だが、勝負の時が迫っている。第二の人生である“社会人”のスタートラインに立つためにも、就職活動、否、就活を始めなければ……!」

そんな思いを抱き就職活動に思いを巡らせながらも、先輩や教授からその実態を伺っていることでしょう。

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合同説明会、自己分析、SPI、エントリーシート(ES)、グループディスカッション……。
就活男子を苦悩させる要素は多々ありますが、リクルートスーツ、すなわち「就活ファッション」にも頭を悩ませているのではないでしょうか。

就活で内定と共に恋の雄叫びをあげるのだ!!

筆者はこの段階であえて声を大にして就活男子に伝えたい。

「就活は企業との出会いの場であるだけではなく、異性との出会いの場でもある!」

そう言いたい。いや、そう言わせて頂く。
筆者も就活をした際、人事部をはじめとした企業の人間よりも、ライバルである就活生とコミュニケーションを取る機会の方が圧倒的に多く感じたのです。

グループディスカッションは勿論、説明会や面接の待ち時間で横に座った人と「他にどこの企業受けられているのですか?」から始まる就活情報交換や、緊張をほぐすための世間話はしばしばです。中では説明会や面接後にお茶やランチ、飲みに行ったりすることもありました。連絡先を交換して、今でも繋がりのある人だっているくらい。

つまり、就活は大学生活で出会いの場から追いやられた非モテ男子にとって、かつての屈辱から立ち直る絶好の機会なのです!

就活ファッションは○○で差をつけるべし

企業だけに収まらず、意中の女の子からも内定を貰ってこそ、真の社会人予備軍と言えるのだ。突如訪れる出会いに備えて、ファッションからライバルを一歩リードしたいところ。

「いやいや、それは願わくばお茶行ったり、女の子と連絡先とか交換したりしたいですよ。でも就活ファッションなんて無地で黒のスーツという“お決まり”があるじゃないですか。」

そんな声が聞こえてきそうですが、他の就活生から差をつけたいのであれば、その固定観念は捨ててしまって大丈夫。
現に筆者はネイビーのストライプ柄のスーツで、レジメンタル柄ではないネクタイをしても内定を貰っています。
とはいえ、なかなか勇気がなく、尻込みしてしまう人がいることも理解できます。
スーツは無理、となれば就活生の誰しもが絶対に着ている“あの”アイテムで差をつけるしかありませんね。

そう。

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「白シャツ」

です。

白シャツを侮る奴は、就活に泣く!!

「白シャツなんてどれも同じだろう」という思いから社会人でさえも安く済ませてしまいがち。
ですが、白シャツのようなシンプルなアイテムだからこそ、高価なモノと安価なモノでは差が出ます。

筆者個人のさじ加減ではありますが、高価な白シャツと安価な白シャツでは大きく3つの違いがあります。

①仕立て及び縫製
言わずもがなではありますが、高価なシャツは仕立てが違います。上質な生地に丁寧な縫製を施すので、着た時のシルエットの良さはもちろん、洗濯してもアイロンをかければ何度でもシャキッとした表情を取り戻してくれるのです。余計なたるみや皺ができないというのは、誤魔化しの効かない白シャツだからこそ大切にしたいモテポイント!

②透け感
安いシャツは生地は非常に薄く、インナーが透けがち。インナーの輪郭がわかりやすいシャツは少し“知っている”人間(人事部とか…)であれば、すぐに安物と判断できてしまうはず。そして「ダサい」とも見られてしまう。もちろん完璧に透けないモノはあるにあるのですが、素人が触るだけでも生地の分厚さはわかるはずです。

③物持ち
白シャツは汚れが目立ちやすいので、頻繁な洗濯は欠かせません。しかし、安いシャツだと3回程の洗濯で生地から光沢感がなくなってしまったり、襟がアイロンをかけてもピシっとしなかったり、自分ではどうしようもない程に劣化してしまうことがあります。ですが、数千円高いモノを購入するだけで、面構えが良いままで何倍も長持ちしたりします。

手短ではありますが、筆者の感じる違いと言えばこんなところでしょうか。

では実際に日頃筆者が愛用している高価な白シャツ(12000円程度)と安価な白シャツ(2000円程度)で見比べてみましょう。

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上が高価な白シャツ、下が安価な白シャツです。先に言っておきます。
下の白シャツ、本当に可能な限り綺麗に見せるように努力しております!!!!
本当です。本当ですよ?! 疑うならもう知らない! ただ、パッと見だけで、これだけ美しさに違いが出ることがわかって頂けるかと思います。

白シャツで差をつけたければ、ポケットレス

「お兄さんの言っていることはよくわかった。でもそんなウンチク欲してねーから、モテるシャツを教えてくれ!!」

……、いいでしょう。(冒頭からお決まりの流れですが、全部1人芝居なんですよね、これ。)

シャツの管理やアイロンの仕方、汚れの落とし方はググってしまえばその道のプロが丁寧に解説してくれているでしょうから、そちらを参照してください。
筆者からはモテる就活男子の白シャツ術についてお教え致します!!(いぇーーーい)

意外な話かもしれませんが、まず白シャツは「ポケット無し」を選ぶ。これマジ大事です。

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そもそもポケット付きのシャツというのは日本以外だとメジャーではありません。某国内大手シャツメーカーが海外進出した際に、ポケット付きであることからシャツが全く売れず、商品の一部からポケットを取っ払ったというのは有名な話です。

シャツのポケットに物を入れると、ただでさえ生地が薄い上に、左右の胸元で重さが変わってしまうため、上品なシルエットが崩れてしまいます。オシャレという観点からすれば、機能性よりもシルエット美を重んじる方がカッコイイのです。

良くない例
良くない例

モテたい! だから、シャツのポケットに物は入れない! どうせ使わないのであれば、ポケットなんて不必要! そういう結論です。
そして、胸元にポケットのないシャツはシンプルさとスマートさが増します。なので、ポケット無しのシャツを着ていれば、ジャケットを脱ぐ機会の多い就活シーンで周りよりエレガントな風貌を醸し出せるのです。

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モテる男であれば、シャツから世界基準と行こうではありませんか!

見えないところにこそ、モテの秘訣は潜んでいる

そしてもう1点重要なのが、シャツではなく「インナー」です。
個人的にですが、シャツの下には俄然インナーを着ることを推奨します。

そして筆者を信用してくれるのであれば、①白地②綿(コットン)製、③袖あり(半袖・長袖は季節感で)④Vネックの4点をおさえて頂きたい。

順に説明していきますが、白シャツの下に白地の下着は最前提。柄物や色物を着ていて許されるのは、学ランを着て突っ張る高校生までです。白いシャツの上品な景観を崩さないためにも白地はマストでご理解ください。

また、綿製を着て欲しいのは汗の吸収性を考えてのこと。そもそもシャツの下にインナーを着て欲しいのは汗対策を考えて。予想外のタイムロスで会場まで走る必要があったり、説明会の部屋が異様に暑かったりなどは就活において十分に考えられうるリスクです。折角アイロンをかけたシャツも汗でべったりしてしまっては台無しで、モテ男子からは程遠くなってしまいます。

袖ありを選ぶのも脇汗対策です。ノースリーブの場合だと脇汗を吸収しずらいですよね?背中や脇に汗の跡を作っているようでは、内定はおろか、恋のグループディスカッションさえ通過も怪しい…。

汗を人一倍かく人は、替えのインナーを用意するか、ポリエステル混の物を選ぶのもオススメです。そしてこれは汗っかきな人のみではないですが、汗・匂い対策に制汗剤や匂いのキツくない香水(コロン)、そしてハンカチを携帯するとスマートです。ハンカチはタオル地であれば尚良し◎

ここまでは俺でもわかるという人もいるでしょう。ですが、最後のVネックはモテる就活男子には絶対抑えて欲しいポイントです。ここだけは譲れない。

女性は男性のネクタイを緩めるシーンにグッとくるという話は良く聞きますよね。フォーマルで糸の張った状態から、気を緩めるその隙に女性という生き物は目がないのです。

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でもいざネクタイを緩め、シャツの第一ボタンを開けた時、丸襟の白いインナーが見えていたら…

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……

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だめだめだめだめだめえええええええええええ!! 絶対だめ!!

ダメ、絶対とはこれのこと。ダンディズムに欠けます! エロシティズムに欠けます! 胸元からひっそりと素肌を覗かせなければ、一連の動作も意中の相手に「効果はいまひとつのようだ」です。効果バツグンのワンターンキルで勝負を決着付けたいのであればインナーはVネックに限ります。

そうすれば意識してなかったサークルの後輩が、就活終わりに飲み会に来た先輩のスーツ姿、そしてネクタイを緩める動作にグッときて……なんてこともあったりなかったり、願ったり叶ったりですよ。

シャツのみならず、その下にまで敷き詰められたモテの心意気を大切にしたいのです!

非の打ち所がない男に陽はあたる

と、ここまで長々と白シャツ談義に筆を走らせ、「モテたいならば」と豪語してきましたが、実際問題、白シャツ1枚でモテたら苦労しません。

「なんだよ! 詐欺かよ!」

いやいや、違います。男たるもの、否、モテる男たるもの隅々まで気配り、心配りが行き届いているものです。
筆者はジャニーズ顏のイケメン君より、誠実で紳士的な男性こそモテるに相応しいと思っています。

きっと白シャツへのこだわりに気がついてくれる女性の方が少ないはず。ですが、プラスな面に気付かなくとも、女性はマイナス面には比較的目が行きがちというのが私論です。

つまり、非の打ち所がない、マイナスが見当たらない男性こそ、女性にとっても企業にとっても最大のプラスであるということなのではないでしょうか。だからこそ、就活男子には身だしなみを端正に、白シャツにまでこだわりを持って欲しいと思う次第なのです。

まとめ

お後がよろしいようなので、最後に。
ぶっちゃけ、どこのシャツがオススメなのか気になりますよね。

個人的な意見ですのであくまで参考程度に聞いてもらいたいのですが、価格帯とクオリティのバランスを考ると「鎌倉シャツ」の完成度の高さには驚きます。(決して回し者ではございません)

「低価格・高品質」「プロフェッショナル」「世界基準」をモットーに作られるドレスシャツは国内でもかなり高い評価を得ています。ポケットレスのシャツも販売しており、価格も既存品で5000円〜、オーダーメイドでも12000円とお求めやすい……!

小ネタではありますが、かの有名なポール・スミスがシャツを作る際にどこに依頼しても出来ないと断られた縫製を、鎌倉シャツを手がける日本のおばちゃんたちがいとも簡単にやってのけてしまったという伝説もあるぐらい。(気になる方は「リオ・ビアンコ」で検索してみてください)

良いモノを身に纏うと、それだけで少し自信が湧いてきます。これを読み、白シャツに気を配るオシャレ就活男子に、実りある出会いとモテと内定が訪れることを切に願って!
頑張れ、未来ある若者よ!

<この記事を書いた人>

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ライター

めーじ

ファッションフォトグラファーを本職に、ライティングからエディットまでこなす割とマルチな人です。

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