名画に学ぶ女性の口説き方〜七人の侍編〜

モテたければ映画を見ろ

男に生まれたからには、女性にモテたいと思うのがこの世の常。
ただし、どのように女性を口説くのか、気に入ってもらえるのかを苦労している方も多いだろう。
このコーナーでは、「映画」から学ぶモテテクニックを紹介する。
映画には様々なジャンルがあるにせよ、どんな映画でさえ女性にモテるテクニックが潜んでいると私は自負している。
年が明け心機一転、2015年は女性に不自由ない暮らしをしたい貴方は下記をご覧あれ。

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映画世界の極北に聳え続ける207分

七人の侍には、映画の全てが詰まっていると言っても過言ではない。
この作品が映画世界にもたらしたものはあまりに大きく、ありとあらゆる映画の礎となっていることは間違いないのである。
それだけこの映画は人々に愛されてきた。これから先も洋の東西を問わず、愛され続けるだろう。

今回は、黒澤明と二人の脚本家が書き上げ、そして三船敏郎などの名だたる俳優陣が演じたこの七人の侍から、女性の口説き方を紹介しよう。

若い男と女がいれば、それだけで話は進む。

我々の心を捕らえて離さないのは、歴戦の侍や老獪な戦士、剣に生きる求道者、そういった者達の生き様だ。槍を取り、刀を抜き、泥臭い覚悟を秘めて戦いに赴く、その無骨な姿には何物にも代え難い魅力がある。

しかし女性達が心を躍らすのは、彼等のような戦士ではない。

女性にとっての意見は違う。
女性にとっての意見は違う。

女性達は、例え過度に未熟な者であろうとも、若者に心を躍らせてしまう。我々にはわからないことかもしれないが、彼女達はなにも一人前の男を求めているのではないである。その証左に本作品のヒロインは唯一の若者と、すぐに深い仲になってしまうのだから。
しかしそれも無理はない。年頃の男と女が「お互いだけ」であれば、話は早い。

つまり貴方は、目当ての女性と「お互いだけ」になればいいのだ。

正攻法で口説き落とすのが難しい女性は数多く、そして正面から口説き落とすだけの手練手管がまだこちらにないことも多々あるが、その際はこの方法をとることが最も有効なのではないだろうか。その者以外に選択がない、そうなれば必然的にお付き合いしてしまいがちなのである。

その者しかいないという状況などありえないと、貴方は思ってはいないだろうか? だがそれは間違いだ。本当は、よくあることなのである。
現にヒロインの周りにも年頃の男などごろごろいる。だがヒロインにとって彼等はすでに、男ではない。
すでにそう判定を下しているからこそ、ヒロインは誰とも結ばれて来なかったのだ。現在恋人がいない女性の周りにいる男達は全て、すでに男ではなくなっているのである。故に男は、新たに現れた貴方だけということになる。

判定をさせてはいけない

ここで貴方には、転校生がクラス中の者達に興味をもたれていたことを思い出して欲しい。
言うまでもなく、転校生はモテるのである。何故か? 端的に言えば「異物」だからだ。

女性達は特に異物というものに敏感で、だからこそ転校生に強い興味を持つ。本作品のヒロインにも、その傾向は垣間見える。
つまり貴方はまず「異物」になる必要があるのだ。そうすれば、興味を持たれるのも時間の問題だ。

幸か不幸か、異物か否かの判定はすぐに下れる。殆ど第一印象で下されると言ってもいいだろう。だがその次の判定、男か否かの判定、それを下されるにはまだ僅かばかりの猶予がある。だが、馴染んでしまってはもう遅い。男でいられる時間はそう長くないのだから。
本作品の若者はその絶妙なタイミングで、ヒロインを落としている。男として認識されているうちであれば、なし崩しで結ばれる可能性も大きいのだ。

戦塵に咲く灼熱の恋
戦塵に咲く灼熱の恋

本日のまとめ:「男と女がお互いだけ」の僅かな時を逃してはいけない

いかがだっただろうか。
繰り返しになるが、お互いだけになる瞬間、その僅かな時を逃さないことで若者はヒロインをものにした。
このやり方は、なにもその若者だけではなく、貴方にも使えるのではないだろうか。

じっくりと仲を深め、やがて結ばれる。それも良いことかもしれない。
だが時にはまごつくことなど出来ない程の情熱を滾らせ、そしてその熱の赴くままに女性を口説きにかかることも一興ではないだろうか。
例えそれで口説き落とせなくとも、その女性を口説きにかかった「男」として認識されることで、貴方は永遠に男であり続けることも出来る。そうなれば、再び機会も巡るはずだ。

今回の名画:「七人の侍」(1954年 日本)

<この記事を書いた人>

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ライター

ラフテー剛志

名画座に勤務しています。映画とお酒と女が好きです。

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