男なら行きつけの喫茶店くらい持っておけ! 渋谷の外れで小休止。

 “スタバでMac”は流行ではなくもはや定番。最近だと「コーヒー界のApple」と名高い「ブルーボトルコーヒー」の店舗が清澄白河にオープンするなど、“コーヒー”への注目度が年々増してきています。
そんな中、昔ながらの喫茶店が今アツいことを皆様ご存知でしょうか?

そういえば、純喫茶って何?

 日本の喫茶店を呼ぶ時に、よく「純喫茶」という言葉を耳にします。これは、簡単に言えば「純粋な喫茶店」のこと。酒類の提供や女給による接客を伴う「特殊喫茶」と対になる呼称のようです。現代におけるバーやクラブ(踊る方じゃないですよ)に近しい業態みたいですね。
雰囲気の良い個人経営の喫茶店全般、と思っている人も多そうですが(私自身もそうでした……)ちゃんと定義があるんですよ。

前述のブルーボトルコーヒー創業者であるJames Freeman氏も、
「日本の喫茶店はとても好きで、とてもたくさんのインスパイアがあり、よく訪れています。コーヒーに対する真剣さ、何に対しても均等に気が遣われていて、抜け目がない。ブルーボトルもこうした姿勢でコーヒーを提供できるようにしたいと思って取り組んできました。そのことは、ブルーボトルの素早い成長を助けてくれました」と語るほど、日本の喫茶店のレベルは高いのです。
※引用元 Yahoo!Japanニュース 西海岸のコーヒー焙煎所「ブルーボトル」日本上陸、変化するサンフランシスコのスタートアップ文化

行きつけの店、といえば

 バーで「マスター、いつものやつ」なんて台詞をサラッと言う。そんな妄想、男なら誰しもしたことがあるのではないでしょうか。しかし「バーはなんだか敷居が高くて入れない」「お酒は得意じゃないんだよなあ、お金もかかるし……」なんて人も多いはず。
とはいえ、喫茶店なら安心です。チャージ料もなく、コーヒーは高くたって3ケタ円で収まるからお財布に優しい。仕事の合間に、週末の休息に。週に1度でも通えば、そのうち店員さんと顔なじみに……なんてカッコよくないですか?

というわけで、そんな「行きつけの店」にピッタリな喫茶店を、渋谷で見つけてきたのでご紹介します。

「青山壹番館で、ちょっと一息つきませんか?」

 渋谷駅から徒歩約10分、金王神社を抜けたところにレンガ造りの雰囲気の良い建物が見えてきます。ここが、これから貴方の行きつけとなる喫茶店、「青山壹番館」です。

早速店内へ。
「お好きな席へどうぞ」と言われ、奥の方にあるソファ席をチョイス。席ごとの間隔は広めに取られており、人が多くてもさほど気になりません。

ミシュランタイヤの彼とお茶してきました
ミシュランタイヤの彼とお茶してきました

今回は、スタンダードにホットコーヒーを1つ。綺麗な白シャツに黒いベスト・黒い蝶ネクタイを身につけた店員さんが、にこやかにオーダーを受けてくれます。

日替わりで銘柄が変わるようで、訪れた日は“キリマンジャロ”でした。コーヒー豆の購入も可能なので、気に入ったものがあれば自宅で楽しむのも良いでしょう。

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トーストも美味しそうです
トーストも美味しそうです

サイフォン式と呼ばれる本格的な方法で抽出するため、少々時間がかかります。しかし、その時間すら心地良い。
ぼんやりと店内の空気を味わっていると、「お待たせしました」と一声。ミルクとともにコーヒーを持ってきてくれました。

喫茶店×コーヒー×小説=120点
喫茶店×コーヒー×小説=120点

1口飲む前にまずは香りを。湧き上がる湯気と共に、コーヒー特有の良い香りが鼻腔を刺激します。口に運ぶと、キリマンジャロ特有の酸味が広がり、「ああ、純喫茶で飲むコーヒーとはなんでこんなに美味しいのだろうか」という気分に。
コーヒーそれ自体が美味しいのはもちろん、店内の雰囲気が美味しさを一層引き立てます。

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休息こそ、男の嗜み

 
 忙しい日々に追われ、スマートフォンにかじりつきながら缶コーヒーを1本。そんな生活を送っているあなたにこそ、こんなひと時が必要ではないでしょうか。Twitterのタイムラインから小説に、缶コーヒーからカップに持ち替えて、ゆったりした時間をお過ごし下さい。

【info】
青山壹番館
渋谷駅より徒歩10分
営業時間:月~金 8:00~19:00 土 10:00~18:00
定休日:日曜日 祝日

<この記事を書いた人>

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ライター

ウスイダイスケ

1994年2月28日生。
美味しいごはんとお酒を嗜むのが何よりの贅沢です。

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