マンガ家さんと話せるチャンスも!お酒を飲んでマンガを読める『トリガー』に潜入

渋谷にあるマンガサロン『トリガー』をご存知ですか? このサロンは、従来のマンガ喫茶のように黙々とマンガを読むだけではなく、飲み食いしながらマンガを飲んだり、お客さん同士で好きなマンガについて熱く語り合ったりすることができるお店です。

今回は、そんな『トリガー』の魅力を探るべく、実際にお店に行って体験してみました。

 

マンガサロン『トリガー』とは?

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基本料金はワンドリンク+チャージ料(500円)。年会会員になるとチャージ料が無料となり、その他様々な特典が受けられます。店内には、話題の作品からマニアックな作品まで4,200タイトル以上、約12,000冊のマンガが並び、落ち着いた雰囲気のオシャレな空間でマンガを読むことができます。

 

マンガをモチーフにしたユニークなメニューの数々

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『トリガー』で提供されるメニューは、 “燃えろ、オレの小宇宙よ!(モスコミュール)”や“ダーリン、うちしあわせだっちゃ(ラムコーク)などすべてマンガにちなんだネーミング。

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中でもオススメなのが“トキワ荘名物チューダー”。マンガ好きならばピンときたかもしれませんが、トキワ荘といえば手塚治虫を始め、赤塚不二夫や藤子不二雄らが共同生活をしていた伝説のアパート。そこで飲まれていたチューダーを再現したものだそうです。

せっかくなのでオススメの“トキワ荘名物チューダー”を注文。サイダーの甘みと炭酸のすっきりとした飲み口で後味も良く、爽快感のあるおいしさでした。

 

マンガコンシェルジュがその人にあったオススメの1冊を提案!

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マンガに精通した店長兼マンガコンシェルジュである兎来(とらい)さんが、その人にあったオススメの1冊を提案してくれるのも『トリガー』の特長のひとつです。その日の気分や読みたいジャンルなど抽象的なオーダーでも丁寧に対応してくれます。

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今回は、兎来さんに今イチオシのマンガを3冊提案していただきました。

「波よ聞いてくれ」作者:沙村広明
「波よ聞いてくれ」作者:沙村広明

兎来さん「レビューサイト『マンガHONZ』の2015年の新作大賞で1位になった作品で、目利きのマンガ読みたちの間でも高い評価を獲得しています。完全なる現代劇で、彼氏にこっぴどく振られた女の子のお話なんですけど、ストーリーはもちろん、作者である沙村さんならではのセリフの切れ味が素晴らしいんですよ」。

 

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「百万畳ラビリンス」作者:たかみち

兎来「こちらは今年のマンガ大賞にもノミネートされた作品です。謎の空間に主人公たちが放り込まれ、謎を解き明かしながらその世界を進んでいくというストーリーとなっています。ゲームで遊んでいるような感覚で読み進められますよ。上下巻で完結するので短時間でいいものを読みたいという人にオススメです」。

 

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「秋月さんは大人になれない」作者:優風

兎来「最後にオススメしたいのは、アラサーなのに中二病をこじらせてしまった彼氏を持つ女の子が主人公の『秋月さんは大人になれない』です。そんな2人を中心にしたラブコメでほんわかと読める作品に仕上がっています。ちょっと変わった恋愛モノを読みたい方やアラサーの女性にもオススメです」。

 

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さらに、2冊のマンガを追加オーダー。お酒の力もあって、心からリラックスしてゆったりくつろげました。ついつい長居したくなっちゃいますね。

 

マンガを読むだけでなく語り合う場としてつくったサロン

最後に店長の兎来さんに設立のきっかけなどをお伺いしてみました。

 

———ここを設立したきっかけはなんですか?

 兎来「私がレビュワーとして参加している、世の中に埋もれている有名じゃないけど面白い作品を広めていくためのレビューサイトマンガHONZがプロデュースしているのですが、そのサイトが立ち上がった後、ネットだけではなく、そういった作品を紹介するためのリアルな場所が欲しいということでこのマンガサロン『トリガー」をオープンしました」。

 

ーーーマンガと読者をリアルにつなぐ場所としてオープンしたんですね。蔵書へのこだわりはありますか?

 兎来「約12,000冊という冊数はマンガ喫茶よりも少ないですが、お客様にいろいろな作品と出会って欲しいという願いから、蔵書は冊数よりも、タイトル数にこだわり、1タイトル原則3巻までのライナップにしているんです。一人一人にあった作品をオススメしているので、1巻読んだだけで続きを買いますと言ってくださる方も多いですよ」。

 

———確かに、これならいろいろな作品を知ることができますね。お店のコンセプトを教えてもらえますか?

兎来「読んで飲んで語り合うというのが『トリガー』のコンセプトです。マンガ喫茶とは違い、開放的な空間にすることで、同じ作品を好きな方同士が出会える場だったり、お客様同士で作品について語り合ったりできる場にしたいと考えています。そのため、先月面白かったマンガを語る会や最近面白かったWebマンガを語る会など、いろいろな語る会を設けているのも特長のひとつです」。

 

———作品の面白さをその場ですぐに語り合えるっていうのは素敵ですね。他に、『トリガー』ならではの魅力ってありますか?

兎来「語る会の他にも作家さんをお招きしたイベントも行っていて、最初の1時間くらいは作家さんのトークイベント、その後必ず1時間くらいの懇親会を設けています。お酒を飲みながら、近い距離感で作家さんと話せるというのもここならではの魅力ですね。実はこのイベント、作家さんたちからも喜ばれていて、多くの作家さんにご協力いただいております」。

 

———お酒を飲みながら作家さんと話せるなんて本当に夢のようです。本日はありがとうございました。

 

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お店に並ぶマンガ家さんのサインの数々。

 

いかがだったでしょう。ここ「トリガー」にはお客さんに紛れて作家さんがお忍びでくることもあるのだとか。もしかしたら、普通に話しているお客さんが作家さんだったという素敵なサプライズに巡り会えるかもしれませんね。

お酒好きも、マンガ好きも、ぜひ『トリガー』に行って、のんびりと至福の時間を過ごしてみてください。

 

取材協力


マンガサロン『トリガー』

住所:東京都渋谷区渋谷 3-15-2 コンパルビル4F

営業時間:18:00〜23:00(平日)、13:00〜23:00(土・日・祝日)※ラストオーダーは22:00

定休日:火曜日

TEL:03-6427-2248

URL:http://mangasalon.com/

niconico: http://ch.nicovideo.jp/mangasalon-trigger

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